まだクリントン氏に当選の可能性があるのか?
米ウィスコンシン州が再集計へ=第3党候補が要請-大統領選
世界中を震撼させた今回のアメリカ大統領選挙。
しかしここにきて、敗北宣言をしたクリントン氏にも返り咲きの可能性があるらしい。これがアメリカ式間接選挙(選挙人総取り方式)の特徴だ。実際の得票数と、選挙人獲得数がねじれることがある。
今までは、それも想定の範囲内と、民主・共和両陣営は、そういうルールでさえ、ルールである以上は尊重する、そういうスタンスだった。そういう紳士的な態度が、“民主主義が成熟した国アメリカ”というイメージを世界に与え、世界から一目置かれていたことは間違いない。
しかし今回の選挙は、「選挙結果を受け入れるかどうかはわからない」というトランプ氏が当選するという異常事態になった。対立候補が当選したら受け入れない、自分が当選したら受け入れる。
そんな小学生以下の精神構造の人間が選挙人の過半数を獲得してしまったのだ。それにたいしてクリントン氏は潔く負けを認めた。
もしこれが逆だったらどうなっていたかは、想像するだけでおぞましい。
それでもここに来て、実際の獲得票数は、クリントン氏が200万票以上多い可能性があるなどの報道もある。
ということは、今回を教訓に、今の間接選挙制度をいい加減、やめるべきだと思う。
純粋に、直接選挙を行い、勝敗をつけた方が、今回みたいな禍根を残す確率が低くなると思う。
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