改憲とTPP 。
改憲を主張する政党が、TPP参加を主張する。
護憲を主張する政党が、TPP反対を主張する。
~日本人は一体何がやりたいのか??
(ふくやまひろし)
2013年7月2日火曜日
2013年7月1日月曜日
鳩山由紀夫氏の「尖閣発言問題」の根幹は・・・?②
《続き》
(2)「もう一度学んだ方がいいのではないか」について。
仮に、周氏と田中氏との「合意」が存在していたとしても、
今となってみれば、本当にそれで良かったのか??
との疑念は拭えません。
中国は日本との経済交流によって、
奇跡的に国力を回復しました。
そして、その国力は、
周辺諸国へ影響を及ぼす結果となりました。
ということは、
今、当時の合意を学んだとして、
それが、今から数年後・数十年後に、
日本だけの利益になる事はないはずです。
中国の国力に、
結局は周辺諸国は苦しめられる・・・
そういう繰り返しにしか
ならないような気がするのは、
(ひろし)一人だけでしょうか?
(ふくやまひろし)
(2)「もう一度学んだ方がいいのではないか」について。
仮に、周氏と田中氏との「合意」が存在していたとしても、
今となってみれば、本当にそれで良かったのか??
との疑念は拭えません。
中国は日本との経済交流によって、
奇跡的に国力を回復しました。
そして、その国力は、
周辺諸国へ影響を及ぼす結果となりました。
ということは、
今、当時の合意を学んだとして、
それが、今から数年後・数十年後に、
日本だけの利益になる事はないはずです。
中国の国力に、
結局は周辺諸国は苦しめられる・・・
そういう繰り返しにしか
ならないような気がするのは、
(ひろし)一人だけでしょうか?
(ふくやまひろし)
鳩山由紀夫氏の「尖閣発言問題」の根幹は・・・?
鳩山氏「言ってない」けど行間から… 古巣も辟易した尖閣発言要旨
日中間の尖閣問題は、
なかなか治まる気配はありませんね。
鳩山氏のコメントが掲載されていましたので、
(ひろし)的に、解釈してみたいと思います。
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(以下引用)
(ひろし)的に、解釈してみたいと思います。
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(以下引用)
■鳩山氏の発言要旨は以下の通り
(日本が尖閣を盗んだと思われても仕方がないとの発言は)していない。中国側がそういう判断をする可能性はあると申し上げた。
日本は(1945年に)ポツダム宣言を受諾してカイロ宣言を守ることになった。カイロ宣言には台湾、澎湖島など清国からスチールした(盗んだ)ものは返しなさいと書いてある。「はい、わかりました」ということで日本はのんだ。
中国側からすれば「台湾、澎湖島など」というのがあるから、「など」の中に何が入っているのかと考える可能性はある。日本は必ずしもそうは思っていない。ならば、まさにこれは係争の土地ではないかという議論は当然成り立つ。
当時の周恩来首相と田中角栄首相が(72年に)暗黙の合意をした「棚上げ」というところに一回戻す。領土問題は存在する。係争地だから。今そんなことをやっているよりももっと大事なことがあるから、そのことを先にやろうと。後の世代に委ねようじゃないかという41年前の知恵だと思う。こういう知恵をもう一度学んだ方がいいのではないかということを申し上げた。
(以上引用)
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1,「中国側がそういう判断をする可能性はあると申し上げた。」の部分について
(ひろし)
結局、この発言が、
「中国から見ると、『日本が盗んだ』という判断は存在する可能性はある」
→「中国が『日本が盗んだ』と主張しても、中国側からすると、問題は無い。」
そして、この発言を根拠に、
中国側が、
「日本が盗んだ」と主張し、
「鳩山氏も、これを支持している」と、
解釈したと認識した事を示している。
つまり、この類の発言の根幹は、
「尖閣諸島が自分の領土(日本)である事の認識がない」ことに起因している。
もし貴方が、
隣の住人と、敷地の境界を巡って、
係争になったとしたら・・・
こんな発言をするでしょうか?
おそらくしないと思います。
いろんな情報を集めて、
そこが、自分の土地である事を証明しようとするはずです。
もし鳩山氏の発言をしたら、
隣の住人は、
“それ見た事か・・・”
と、「そこはオレの土地だ」
と主張する事でしょう。
つまり、
領土の争いは、
「そこは、自分の土地だ。理由は、これこれだ・・・」
と、自分の主張を述べるだけでいいのです。
それに対して、相手が反論してきたら、
その反論に対して、さらに反論をすれば良いのです。
そういう主張を、
双方が述べあい、
第三者に判断を委ねるのが裁判です。
係争の当事者が、
相手の主張に理解を示す事は、
自分の利益にはなりません。
2,「こういう知恵をもう一度学んだ方がいいのではないかということを申し上げた。」の部分について。
(1)「こういう智恵」について。
「こういう智恵」とは、
周恩来氏と田中角栄氏が72年に合意したとされる、
「後の世代に委ねよう」という内容。
私は、この合意については、「存在していた」と認識していた。
しかし日本政府は、この合意は「存在していない」という前提らしい。
つまり、
「前提」が違うのだ。
と言う事は、
鳩山氏を批判する人は、
先ずこの前提があったのか、なかったのかを論じないと、
鳩山氏を批判する余り、
結局は、当時の自民党の首相であった
田中氏を批判する事にもなりかねないと思う。
(続く・・・)
(ふくやまひろし)
(以上引用)
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1,「中国側がそういう判断をする可能性はあると申し上げた。」の部分について
(ひろし)
結局、この発言が、
「中国から見ると、『日本が盗んだ』という判断は存在する可能性はある」
→「中国が『日本が盗んだ』と主張しても、中国側からすると、問題は無い。」
そして、この発言を根拠に、
中国側が、
「日本が盗んだ」と主張し、
「鳩山氏も、これを支持している」と、
解釈したと認識した事を示している。
つまり、この類の発言の根幹は、
「尖閣諸島が自分の領土(日本)である事の認識がない」ことに起因している。
もし貴方が、
隣の住人と、敷地の境界を巡って、
係争になったとしたら・・・
こんな発言をするでしょうか?
おそらくしないと思います。
いろんな情報を集めて、
そこが、自分の土地である事を証明しようとするはずです。
もし鳩山氏の発言をしたら、
隣の住人は、
“それ見た事か・・・”
と、「そこはオレの土地だ」
と主張する事でしょう。
つまり、
領土の争いは、
「そこは、自分の土地だ。理由は、これこれだ・・・」
と、自分の主張を述べるだけでいいのです。
それに対して、相手が反論してきたら、
その反論に対して、さらに反論をすれば良いのです。
そういう主張を、
双方が述べあい、
第三者に判断を委ねるのが裁判です。
係争の当事者が、
相手の主張に理解を示す事は、
自分の利益にはなりません。
2,「こういう知恵をもう一度学んだ方がいいのではないかということを申し上げた。」の部分について。
(1)「こういう智恵」について。
「こういう智恵」とは、
周恩来氏と田中角栄氏が72年に合意したとされる、
「後の世代に委ねよう」という内容。
私は、この合意については、「存在していた」と認識していた。
しかし日本政府は、この合意は「存在していない」という前提らしい。
つまり、
「前提」が違うのだ。
と言う事は、
鳩山氏を批判する人は、
先ずこの前提があったのか、なかったのかを論じないと、
鳩山氏を批判する余り、
結局は、当時の自民党の首相であった
田中氏を批判する事にもなりかねないと思う。
(続く・・・)
(ふくやまひろし)
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