アマゾンの荷をその値段で受け入れると決定したのはヤマトの経営者であり、そこから派生する労働環境の問題の対応は、ヤマトの経営者が行うべき問題。
ヤマトのドライバーが吐き気をもよおす激務の実態。アマゾンのロゴを見るだけで…
《以下引用》
「メディアの報道合戦によって、『ヤマトのドライバーがかわいそう、彼らを過酷な状況に追い込んでいる元凶はアマゾン』との同情論が高まり、“値上げやむなし”の世論が形成されているのが現状です」
《以上》
今回の値上げは、その一環だろうが、値上げを決定するに、“同情”は関係ない。経営判断のみ。
それともこの記者は、よほどアマゾンに恨みでもあるのか?目線が偏っている。
2017年3月27日月曜日
2017年3月17日金曜日
【ジャーナリズム】が世論をミスリードする可能性
ちょっと偏った目線が気になったので、いくつか記事を検索してみた。
受動喫煙対策、中露も屈した「五輪前国際圧力」に日本も無力
記事を見る限り、この人の目線は、「情報戦」にあるらしい。
そう思えば、記事の方向性は見えてきたが、肝腎な部分は、なぜか見落とされている。
例えば、この記事。
受動喫煙対策、中露も屈した「五輪前国際圧力」に日本も無力
日本が受動喫煙対策を強いられているのは、「五輪前国際圧力」のせい(情報戦)だと言いたいのか?
(ひろし)は、それは違うでしょ、と言いたい。
煙で迷惑を被っている人がどれだけいるのか、喫煙者自身が理解していない。理解していれば、“法令”という結果は避けられたはずだ。それができていないから“法令”にまで話が及んでしまった。
(ひろし)の周りにも喫煙者がいる。
(ひろし)の知る限り、喫煙者にも、2通りの方がいる。
マナーを守る人と、マナーを守らない人だ。
マナーを守る喫煙者(以下A)にとっては、マナーを守らない喫煙者(以下B)は疎ましい存在であるに違いない。しかしかといって、AにはBの行動を変革させる力はない。つまり“強制力”=“法令”が必要なのだ。
そういう世論(受動喫煙対策)を作り上げてきた張本人は、Bの人である。
そこを無視して、五輪の受動喫煙対策を云々するのは、ポイントがズレいている。
で、結局この記者の記事は、「情報戦」に目線が行っているので、肝腎の真相からポイントがずれた物になっている。企業が行う「情報戦」という意味では、この記者の言う通りかもしれない。しかし表現を誤ると、世論をミスリードする可能性は否定できない。
受動喫煙対策、中露も屈した「五輪前国際圧力」に日本も無力
記事を見る限り、この人の目線は、「情報戦」にあるらしい。
そう思えば、記事の方向性は見えてきたが、肝腎な部分は、なぜか見落とされている。
例えば、この記事。
受動喫煙対策、中露も屈した「五輪前国際圧力」に日本も無力
日本が受動喫煙対策を強いられているのは、「五輪前国際圧力」のせい(情報戦)だと言いたいのか?
(ひろし)は、それは違うでしょ、と言いたい。
煙で迷惑を被っている人がどれだけいるのか、喫煙者自身が理解していない。理解していれば、“法令”という結果は避けられたはずだ。それができていないから“法令”にまで話が及んでしまった。
(ひろし)の周りにも喫煙者がいる。
(ひろし)の知る限り、喫煙者にも、2通りの方がいる。
マナーを守る人と、マナーを守らない人だ。
マナーを守る喫煙者(以下A)にとっては、マナーを守らない喫煙者(以下B)は疎ましい存在であるに違いない。しかしかといって、AにはBの行動を変革させる力はない。つまり“強制力”=“法令”が必要なのだ。
そういう世論(受動喫煙対策)を作り上げてきた張本人は、Bの人である。
そこを無視して、五輪の受動喫煙対策を云々するのは、ポイントがズレいている。
で、結局この記者の記事は、「情報戦」に目線が行っているので、肝腎の真相からポイントがずれた物になっている。企業が行う「情報戦」という意味では、この記者の言う通りかもしれない。しかし表現を誤ると、世論をミスリードする可能性は否定できない。
今のヤマトの窮状を招いたのは、ヤマトの経営者自身だ。
“ヤマト運輸を追い詰めているのは「アマゾン」ではなく「横浜」だ”
ではなく、
“ヤマト運輸を追い詰めているのは「アマゾン」ではなく、長年、現場の配達員を搾取し続けてきたヤマトの経営者自身だ”
だ。
ヤマト運輸を追い詰めているのは「アマゾン」ではなく「横浜」だ
この記事の記者は、今までヤマト経営者が残業代を支払ってこなかった事実を、全く過小評価している。それどころか、「横浜」という隠語を使って、残業代を請求した配達員に責任があるかのような印象操作をしている。
今のヤマトの窮状を招いたのは、“アマゾン”でもなく現場の配達員でもなく、今までに何の策も講じてこなかったヤマトの経営者自身であることを、マスコミはキチンと報道すべきだ。
ではなく、
“ヤマト運輸を追い詰めているのは「アマゾン」ではなく、長年、現場の配達員を搾取し続けてきたヤマトの経営者自身だ”
だ。
ヤマト運輸を追い詰めているのは「アマゾン」ではなく「横浜」だ
この記事の記者は、今までヤマト経営者が残業代を支払ってこなかった事実を、全く過小評価している。それどころか、「横浜」という隠語を使って、残業代を請求した配達員に責任があるかのような印象操作をしている。
今のヤマトの窮状を招いたのは、“アマゾン”でもなく現場の配達員でもなく、今までに何の策も講じてこなかったヤマトの経営者自身であることを、マスコミはキチンと報道すべきだ。
2017年3月2日木曜日
女子大生への殺人未遂事件と、慰安婦問題と・・・
若い女性に対する犯罪は、特に世論の同情が起きやすい。
もし今回の被害者が老人男性だったら、ここまでの世論になっていただろうか?
そう思うと、じゃあ、若い女性に対する犯罪と、老人男性に対する犯罪と、量刑を別にすべきということにもなりかねない。これがいいことなのか?よくないことなのか?
そう思うと、慰安婦の問題が頭に浮かぶ。
あれと同じだと思いませんか?
つまり慰安婦問題は、戦争が巻き起こした多くの問題の一部。
戦争とは慰安婦問題に加え、多くの殺人罪を冒す。
そういう殺人よりも、慰安婦特に少女をことさら取り上げ、問題化させる考え方と底通しないか?
そういう"世論"の意思を尊重するのであれば、慰安婦に対する同情も、もっと取り上げられてもいい。
そんな思いも湧いてくる。
もし今回の被害者が老人男性だったら、ここまでの世論になっていただろうか?
そう思うと、じゃあ、若い女性に対する犯罪と、老人男性に対する犯罪と、量刑を別にすべきということにもなりかねない。これがいいことなのか?よくないことなのか?
そう思うと、慰安婦の問題が頭に浮かぶ。
あれと同じだと思いませんか?
つまり慰安婦問題は、戦争が巻き起こした多くの問題の一部。
戦争とは慰安婦問題に加え、多くの殺人罪を冒す。
そういう殺人よりも、慰安婦特に少女をことさら取り上げ、問題化させる考え方と底通しないか?
そういう"世論"の意思を尊重するのであれば、慰安婦に対する同情も、もっと取り上げられてもいい。
そんな思いも湧いてくる。
【ホリエモン】~女子大生刺事件とポピュリズムと慰安婦と。
殺人未遂の量刑について、厳罰化を求める世論が起きている?
堀江貴文氏 女子大生刺傷犯に厳罰化求める流れに警鐘
これは確かに、議論を分けた方がいい。
が、今回の事件に関して言えば、判例の刑罰年限を、そのまま当てはめるのがいいのか?多少、増やすこともあり得るのではないか?という世論ではないかとも思う。そういう意味では、世論が間違っているわけでもないとも思う。
さらにいえば、(ひろし)の記憶が確かなら、被告は事件の前に警察に相談していたが、警察の対応が不十分であったために、事件が起こったと。とすると、警察の責任はないのか?
つまり、そもそも、裁判員裁判が導入された理由が、「裁判に市民の感覚を」(趣旨)という理由だったはず。今までの判例に縛られているだけでは、裁判員裁判を導入した理由がなくなる。
ただ、記事を見ていて、トランプ現象や慰安婦問題が頭をよぎったのはボクだけでしょうか?
続く・・・
堀江貴文氏 女子大生刺傷犯に厳罰化求める流れに警鐘
これは確かに、議論を分けた方がいい。
が、今回の事件に関して言えば、判例の刑罰年限を、そのまま当てはめるのがいいのか?多少、増やすこともあり得るのではないか?という世論ではないかとも思う。そういう意味では、世論が間違っているわけでもないとも思う。
さらにいえば、(ひろし)の記憶が確かなら、被告は事件の前に警察に相談していたが、警察の対応が不十分であったために、事件が起こったと。とすると、警察の責任はないのか?
つまり、そもそも、裁判員裁判が導入された理由が、「裁判に市民の感覚を」(趣旨)という理由だったはず。今までの判例に縛られているだけでは、裁判員裁判を導入した理由がなくなる。
ただ、記事を見ていて、トランプ現象や慰安婦問題が頭をよぎったのはボクだけでしょうか?
続く・・・
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