2016年11月10日木曜日

大学生にして、白熱球をしらない・・・・?~大学教育に欠けているもの。

白熱球が火災の原因になりかねないという危険性を知らなかったと言うことか?

学生「白熱球点灯、危険と思わず」…外苑火災

ただ、今の世の中、新しい物がドンドンと出てきて、特にLEDに関しては、“熱は出ない”などという風評すらある。

そういう意味では新しい物が増えることはいい事なのでしょうが、大事なことは、どんな時代も、新しいものと古い物が“共存”していると言うこと。

あたらしいものがどんどんと出てきて、いい事ばかりが宣伝されると、古い物のあつかいが疎かになりかねない。

今回で言えば、新しいLEDのメリットにばかり目が奪われて、古い白熱球のデメリットが意識されていなかった(教育されていなかった)ことが火災の原因であった。

つまり(ひろし)が言いたいのは、
大学などでは、常に最新のものを追い求める傾向にある。そのこと自体は悪いことではないが、忘れてはならないのは、新しい物がドンドンと出てきても、社会は、常に古い物との“共存”でなりたっているということを、よくよく確認(教育)しなければならない。

ときどき新卒の社会人が驚くことに、
大学ではパソコンなど最新の技術を学ぶが、実際に会社に就職してみると、実に古めかしいキカイが現役で働いていたりする。アメリカの軍隊がwindowsXPをなかなか手放さなかった、という記事もあった。

それは、エレクトロニクスのキカイに限らず、鉄の塊のような伝統的な機械でも同じことが言える。(もちろん会社によって、そこらへんの事情は全然違うが)

でもそういう“共存”という現状は、学生には教育しておいた方がいい。新しいキカイのメリット・デメリットと、古いキカイのメリットとデメリットを、キチンと学生に教えてあげましょう。

今回のような悲惨な事故が起こらないために。

(ひろし)

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