つづき・・・
クリントン氏とすれば、トランプ氏との差別化を図るために、トランプ氏の言葉を下げる意味で、「壁より橋」と言いたかったのだろうが、多くの最後まで迷っていた有権者は、「やっぱり、クリントンはだめだな・・・・」と思ったに違いない。
今のアメリカが移民問題で揺れていることは、当のアメリカ国民であれば、最大の関心事。
これに対してトランプ氏は、「壁」というわかりやすい言葉で国民に訴えた。
それに対抗する形でクリントン氏は、「橋」というわかりやすい言葉で国民に訴えようとした。
しかしご存知の通り、トランプが「壁」と言ったのは、メキシコとの国境にあるリオグランデ川周辺に、具体的な本物の「壁」を作ろうとした。
ところが、それに対抗するクリントン氏の「橋」とは、まさか、メキシコとの国境のリオグランデ川に「橋」を掛けよう!!という意味ではなかったに違いない。それは、民族や宗教による分断ではなく、「融合」し、「団結」しよう、という意味で「橋」という単語を使ったに違いない。
しかし実際にあの演説を聞いたアメリカ国民は、クリントンが言いたかった「橋」と、リオグランデ川に掛ける「橋」を両方、頭に思い浮かべたのではないか?
リオグランデ川に橋・・・・・
リオグランデ川に橋・・・・・
リオグランデ川に橋・・・・・
トランプの壁と、クリントンの橋・・・・
つづく・・・
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