2015年8月3日月曜日

結局、求められるのは、消費者の“見る目”

商売は、いかに宣伝するかで、売り上げが大きく左右される。
だから売る側は、少しでも自社の製品が優秀であるかを、あの手この手で宣伝する。
これが、客観的な基準であるなら、だれもが納得するのだろうが、
わけのわからない自前の基準でいくら宣伝されても、消費者もすぐ見破ってしまう。

そこで登場したのが、「宮内庁御用達」商法か。

取引なくても名乗れる…「宮内庁御用達」は“看板”に偽りあり!?

しかし、実際にはそううまくはいかないのではないかと思う

というのも、「宮内庁御用達」とは、別の言い方をすれば、
「最高級」ということになる。

となると、今の消費者の目も肥えているので、本当に「御用達」?と疑われ、
ネットなどで調べられ、怪しい場合によってはネットで晒され、
結局は長続きしないのでないかと思う。

そういう意味でも、今のネット社会は、いい側面を持っている。

オモテではキレイゴトを並べ立てる会社や団体が、ウラで汚いことをしている様子は、ネットを通じて拡散されてきた。
そういう誇大広告を修正する機能をネットは持っている。

だから、昔ならともかく、今の時代では、「御用達」商法は長続きしないと思う。

(ひろし)

ps
それにしても、記事内にある菓子業者の真摯な発言は、真の「宮内庁御用達」業者の誇りを感じさせ、感動すら覚える。

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