2017年1月19日木曜日

紙新聞のビジネスモデルの崩壊

新聞の発行部数が100万部減少したそうな。

「新聞崩壊」が深刻化。またまた100万部減少していました ついに「次の時代」が始まるのか?

新聞社がこの現象を「活字離れ」と評価して、学校などで新聞を活用するよう運動を展開していた。

それにもかかわらず、100万部の減少とは・・・

しかしこの部数の減少は、(ひろし)が当初から指摘してきたとおり、「活字離れ」ではなく、「紙新聞離れ」であり、活字離れでは全くないということだ。

この記事でも指摘しているとおり、今はやりのネットの情報も、多くは新聞社が提供する情報を根拠としている。(ひろし)もその一人だ。紙の新聞の発行部数が減少しても、新聞社が発信する情報自体の価値が下がったわけではない。

多くのネット利用者は、依然として新聞社の存在意義を認めているのだ。それにもかかわらず、ネット利用者は、“お金”を払うことに対して、抵抗があるのだ。

新聞社の一部には、情報のさわりだけネットに公開して、詳細は有料とするなど、なんとか売り上げを確保できるように、工夫が始まっている。しかしその料金体系は、やはり割高感があり、なかなかネット新聞の有料購読も普及していないようだ。

しかし、紙新聞のビジネスモデルが崩壊したことは、誰の目にも明らかだ。残念ながら時代が変わったのだから、経営方針を転換するのもやむをえないのだろう。

新聞社は、ある意味、世の中をリードする役割を担ってきたのだから、ここで二の足を踏んで、遅れを取ってしまうと、結局は国民から見放されてしまうだけだろう。と思う。新聞社の真骨頂はこれからだ。期待したい。

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