しかしそもそも、なんで大学入試があんなに難しいのか?
学校の授業だけでは対応できないようになってしまったのか?
それは、塾や予備校がレベルを引き上げているからだ。
そういう塾や予備校を金持ちが支持しているから、どんどんといわゆる受験レベルが上がっている。
結局、経済に格差がある以上、教育(点数)の格差はなくならない。
それと、もう一つ見落としてはならない視点がある。
特に大学には“校風”があり、その校風について行けない人は、結局しんどい思いをする。
例えば、医学部。
当然ながら、医者の子ども達が多い。
そんな社会の中に、医者でない子どもが入ると、その世界の違いで、ストレスを感じることだろう。
セレブが集まる学校に、セレブでない子どもが入学すると、相当のストレスになると思う。(親も含めて)
となると、貧困そのものが悪い。だから貧困をなくそう。それなら、社会主義革命しかない。
しかし社会主義とて、完全に平等ではない。
つまり、人間とは、そもそも不平等な存在なのだ。しかし、だからこそ、それが個性になり、豊かな人間社会を構成していることも忘れてはならない。
日本の教育の世界では、“偏差値”=“点数”が信仰されているから、点数を基準に不平等が拡大表示される。
点数=偏差値以外にもっと個人の能力の多様性をわかりやすす示す指標があれば、“個性”として捕らえやすくなるに違いない。
それで、この稿のタイトルは、
「【相対的貧困】解決への方法~根本的な教育改革を。」
でしたね。
結局は、経済的平等が実現されない限り、教育の平等はありえない。ということ。
ただし、それでは解決にはなりませんから、具体的な方法をご提示します。
学校(小中高)が、生徒全員が東大に入れるだけの学習内容を準備する。タブレット・プリント・教科書ガイド・参考書など、塾や家庭教師が使っている教材を全て図書館や教室に準備し、いつでも閲覧できるようにする。
このくらいしかないと思います。
それでも、やってもやっても教育格差はなくならないと思います。
経済に格差がある以上は、教育格差はなくならないと思います。
経済格差をなくすのであれば、社会主義しかありません。
それがいいことなのかどうなのかは、世論次第だと思います。
(ひろし)的には、今の社会の中で、いかにしてがんばるか?
そういう人生が楽しいと思います。
そして日本は、基本的にはいい国だと思います。
(ひろし)
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