2015年7月7日火曜日

外交ベダは、想像もつかなかったようなケツマツを招くかもしれない・・・

世界遺産入りで外交大敗の愚…専門家は「韓国に賠償要求ネタ与えただけ」

あとだしジャンケンみたいで、恐縮ですが・・・

“軍艦島を世界遺産に”と話が出たときから、なにか「???」な感じがしてた。
実際、こういうカタチで決着してみて、ようやく「???」の中身がはっきりと見えてきた。
今日本は、中韓との間に様々な懸案が表面化しているが、
その根底には、この「???」の部分があるのではないかということ。

これは、一面は、
日本が戦後復興の過程で、アメリカのみならず、中国・韓国とも、歴史認識を共有し、反省を根本に国際社会に復帰したという歴史を軽視し、“南京大虐殺はなかった!”的な、又、“従軍慰安婦はなかった!”的なメッセージを、政治家が公然と主張しはじめたことに、中韓が反発しているという側面です。

この問題は、双方の歴史研究者を集めて、資料に基づく検証によって、その事実を国際社会に判断してもらうしかないと思う。

しかしながら、(ひろし)が危惧するのは、もう一つの側面、つまり、
“日本は外交下手”だということが、国際社会の中で白日の下に晒されたということだ。

スポーツなどで、技術が下手だとしても、その世界で、勝った・負けたと一喜一憂すれば済む話。

しかし外交の場面となると、下手は、最悪の結果は、“戦争”にまで行きかねないと言うことだ。
振り返って見れば、そもそも太平洋戦争とは、外交の失敗がもたらした結果とも言えるのではないか。

そういう意味でも、日本は、過去の太平洋戦争についても、もう一度歴史家を集めて、事実を確認検証する作業が必要なのではないか?そして、その事実を国際社会に判断してもらうステップが必要なのではないか?

日本人の中でも、太平洋戦争の評価は定まっていない。ていうか、その事実関係ですら、詳細を知らない人も多い。かくいう(ひろし)もそう。

今はインターネットの時代。過去の戦争の資料を全部公表し、国民も、それを共通認識とする必要があるのではないか?

目先の法案も、大切なのだろうが、その根本になる部分を疎かにしたまま議論を進めると、
後になって、想像もつかなかったようなケツマツを招いてしまうかもしれない・・・

(ひろし)

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