2015年7月7日火曜日

アメリカの精神は凋落したのか??

なでしこジャパンへの心ないツィート 愛国とナショナリズムを騙る「無知」

この内容が事実なら、

これは、アメリカという国の精神の凋落ともいう現象なのではないか?

戦後から現在に至るまで、ボクらがアメリカを“先輩”として、一目を置いて付き合ってきたのは、

ボクら日本人の中に、
“アメリカは原爆を落とした国だけど、元をたどればパールハーバーを起こしたことが間違いだった。原爆は良くないが、パールハーバーもよくない。そういう所を双方が反省し、未来志向で進んでいこう”

という双方の暗黙の紳士協定みたいなものがあったように思う。

それが証拠に日本の中では、“反核”はトレンドだが“反米”はトレンドではない。むしろ“親米”だ。
日本は“核”と“米”を切り離して扱ってきた。

しかし今、アメリカの中に今までのような紳士的な思想は、少なくなっているのだろうか。

そもそもスポーツは、しばしば“愛国心”を煽るものとして政治的にも利用されてきた。
国際大会などでは、スポーツが愛国心の表現の場にならないように、少なからず配慮がされてきたはず。

それにもかかわらず、今回のような“長崎”“広島”“パールハーバー”云々という内容がトレンドになっているとすれば、(ひろし)的には、アメリカの紳士的な精神の凋落としか言いようがない。

もしそうなら、今まで先輩として一目を置いて付き合ってきたあの国は、もうすでに、過去のあの国ではないのかもしれない。

戦後から今日まで、アメリカの核の傘の下で繁栄を遂げてきた日本は、
アメリカとの付き合い方を考え直さなければならない日が来るのではないか?

アメリカは本当に日本を守ってくれるのか?

突然米中が急接近して、太平洋地域を東西で分割するなんて合意ができてしまえば、
日本は、確実に今までの脳天気ではすまされない。

(ひろし)

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