2016年12月4日日曜日

学校にもっと人的補償を!②

(つづき)

しかし、体重の重い子は、おそらくイヤでしょう。好き嫌いではなく、カラダに合わないのです。以前、相撲取りの曙が、24時間マラソンに出ようとして、周囲から止められたという事がありました。当然です。まあ、あれはギャラ目当てなのでしょうから好きにすれば良いですけど、学校で全員が強制的にやらされるとなると、相当の配慮が必要です。

それと、ウチらの周りでは、マラソンをするときは、学校の外の道路を走らせることが多いです。(ひろし)はこれもキケンだと思います。ま、今のところ事故の報告がありませんから、やめる方向には向かないかもしれませんが、心配です。

本来学校で行う体育の目的は、その生徒が将来にわたって、健康で長生きできるよう、“基礎的”な体力を養うことと、学校を卒業した後も、健康維持のために、運動を“適切”に生活に取り入れる意識を養うことだと思います。過度な運動・危険な運動は、かえってカラダを痛めます。結果的に健康作りにマイナスです。

ですから、ストレッチや柔軟を中心に、ウオーキングやダンスなど、カラダに無理をかけなくても健康作りに役に立つ運動は、ゴマンとあるはずです。そいう内容を、学校では基本に置くべきです。

いくら専門の先生でも、学校の授業時間内だけでは、オリンピックで金メダルを取れる生徒を育成することは不可能です。

学校の体育の授業時間内に、生徒に何を教えたいのか?そこのところの目的を、もっともっと、現実的なものにすべきだと思います。

【組体操】拒否できない子どもを組体操に参加させるな。

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