2015年5月5日火曜日

「安倍首相米議会演説」はこう読め。3~安倍総理の訪米の目的は、アメリカとの同盟関係を明確にすることであった。

4,官僚が書いた原稿を棒読みした、顔を上げるなどのト書きがあった。ことについて。

これも、いろんな価値観があり、一概には言えない。

一度でもスピーチをしたことがある人ならわかることだが、原稿なしで、完璧に演説することは大変に難しい。ましてや重要な場面での演説であればあるほど、ミスは許されないし、言い忘れとか言い間違いも、後々大問題になる。

歴史上には、優れたスピーチもあるみたいだが、安倍総理が原稿をよんだことが、“失格”みたいな評価は、的外れだと思う。今回安倍総理が安全策として原稿を読んだからと言って、それは批判にはあたらない。

では、“最初から日本語でやれば良かった”との指摘について。

これは正直、私もそう思う。


ただ、3で指摘したように、主従関係をはっきりさせるためには、あえてたどたどしい英語の方が、効果は抜群!!


5,おわりに

今回の安倍総理の訪米の目的は、アメリカとの同盟関係を明確にすることであった。
そういう意味で、演説を含む一連の行事は、周到に計画され用意され、しかもそれが功を奏した。

と(ひろし)は考える。

それは、2020年のTOKYOオリンピック招致のための“お・も・て・な・し”のあのプレゼンを彷彿とさせる。ひょっとしたら、あのプレゼンの演出者に、今回の訪米もアドバイスを受けているのかもしれない。

今安倍総理は、“決められる政治”を実行している。
今まで日本は“決められない政治”と、他国だけでなく国内からも批判されてきた。
“決められない政治”はよくないと。

そこで日本は、選挙制度をかえ小選挙区制を導入した。その結果、第一党が過半数を獲得し、主流派が自分の政策をどんどんと推し進められる体制が整った。この機に応じて、安倍総理は、“決められる政治”を行いはじめた。

これに対して、“議会軽視”だと野党は批判する。しかし圧倒的少数である以上、批判したところで、なんの力もない。もし野党が本気で批判するなら、自分たちが政権を取ったときも、今まで通り“決められない政治”をするつもりなのか?野党は自分たちのふがいなさを棚に上げ、安倍総理を批判するくらいなら、次期の政権奪取のための方策でも考えた方が身のためだ。野党はどんな政策をするつもりなのか?そこをはっきりさせなさい。

(ひろし)

余談ですが・・・《余談を読む》

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