2014年5月21日水曜日

【組体操】は止めた方がいいと思うもう一つの理由。

【組体操】は止めた方がいいと思うもう一つの理由。

“組”体操である以上、一人ではできない。

二人でも、あまり、“組”体操とは言わない。

やはり、十数人とか、数十人とか、

場合によっては、100人規模になるらしい。

ということは、
そんな大勢の人間を動員する以上、
そこになんらかの“組織”が必要となる。

組織とは、
つまり、人を上と下にして、
役割分担させ、
全体として、その目的を果たすもの。

そこに参加する動機がある人は、
それでいいでしょうが、

動機がない人を、
ムリヤリ参加させるのは、

やはり止めるべき。


組体操に意味を見いだし、
それに熱心に取り組んでいるのは、
キタ挑戦とか、どこぞの宗教団体とか、

“組織”の力を誇示する場として利用されている。


「こんなにもたくさんの人間が、
“組織”のために集結している。」

「だから、おれたちの組織は優れている。」

「だから、オレたちの思想は正しい。」


そういう宣伝のためにつかっていた。

私もかつて、そんなビデオを見せられたり、
自分も参加したこともあるが、

それはそれなりに、
意義もあったと思うし、
そのときは、充実感もアリ、
感動もしたものだ。

しかし、あとになって冷静に振り返ってみると、
やはり、「だれかのため」にやらされていたという
気持ちだけが残った。

何のための【組体操】なのか?

誰のための【組体操】なのか?

そこら辺を突き詰めていけば、
やりたくない人に強制的にやらせる理由は、
やはり、見出せない。

(ひろし)

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