(続き)
JC08モードの測定方法が、
実際のユーザーの走行条件と異なる場合、
測定の値は全くあてにならない。
例えば、燃費が良いと言われている軽自動車ですら、
激しい運転を繰り返すと、
リットル当り10を切ることも珍しくない。
(私が若い頃乗っていた軽自動車は、
リットル当り9を切っていた。
もちろん、急加速、急ブレーキ、急ハンドルの連続。)
JC08モードの数値は、
実際の走行では、実現不可能。
国民の誰一人として、達成することはあり得ない。
(高速道路の走行ですら、表示の燃費は出ないのだから。)
だから、販売店のセールスマンですら、全く信用していない。
「実際には○○です」と、数値の6~7割の数字を当然の如く言う。
国民の平均的な運転スタイルを基準にすべき。
平均よりエコ運転すれば、数値が向上し、
荒い運転をすれば、数値が下がる。
という、ユーザー実感に即した測定が望ましい。
私が努めている会社でも、ご時世がら、
営業車の燃費が掲示板に貼ってある。
驚くことに、ほとんど差がないのだ。
私は意識して、エコ運転を心がけていたつもりだったが、
予想より順位が下だった。
あまりエコ運転していないように見受けられる人でも、
極端に違うことはなかった。
つまり、同じ条件でクルマを運転すれば、
ほぼ同じ数値が出るということ。
ある人は15で、ある人は8で…ということにはならない。
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