2015年10月12日月曜日

【パクリ問題】これがパクリでないなら、なんでもOKよ。

「将来がお寒い日本のデザイン業界」

東京五輪のロゴ・キャッチコピーにケチがついた。

東京都が発表した「&TOKYO」ロゴ、仏ブランドと酷似か
Plug&See
ロゴ・キャッチコピー「& TOKYO」について

これを見る限り、(ひろし)には【パクリ】に見える

東京都は、(引用)「世界の人々に東京をもっと好きになってもらうためのアイコン」(引用以上)として世界の人に使ってもらいたいのだろうが、使う人はいないだろう。だって、パクリなんだものwww

この問題は、【佐野エンブレム】問題とも底通する要素を含んでいる。

つまり、日本のデザイン業界の常識が、世界の常識とずれていると言うこと。

【佐野エンブレム】の問題が表面化したとき、日本のデザイン業界は、佐野氏を擁護するとも取られる、コメントを発表した。

よくわかる、なぜ「五輪とリエージュのロゴは似てない」と考えるデザイナーが多いのか?

この内容は、「日本のデザイン業界(プロとして)のやり方・考え方を国民にキチンと説明し、国民に理解を求めたい。」(趣旨)という内容だった。

しかしこれを読んだ後に、【佐野エンブレム】がパクリでないと結論づけられるなら、逆に【パクリ】であることを証明することの方が困難に思えてくる。

ならば、デザインって、少々(いや、多々)の類似があっても、後付けの能書きがあればパクリではないということか??

【五輪エンブレム】結局、少々のパクりは逃げれる・・・ということなのか?


日本のデザイン業界は、今回の東京都のパクリ問題をどう釈明するのか?

それによっては、日本のデザイン業界全体の信用問題にも発展しかねない。
てか、世界から相手にされなくなるかもしれない。
いや、もう相手にされていない・・・・・??

逆に見ると、世界のデザイン業界は、日本のデザイン業界よりも、オリジナルでずっと洗練されていて、優れていると言える。

そこのところが日本のデザイン業界がいまいち世界から認められない原因なのではないか?

今回のオリンピックしかり、東京都のロゴしかり、
日本の実力を世界に示す絶好のチャンスであったにもかかわらず、それがこのていたらくだとすると、日本のデザイン業界の未来はお寒い限りだ・・・・

(ふくやまひろし)

【パクリ問題】日本のデザイン業界は世界より劣るのか・・・・?

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