2013年11月12日火曜日

山本太郎議員の処遇と国会の二院制の存在意義

山本太郎氏の行動が、
二院制の"存在意義"の話にまで発展しています。



山本太郎氏の軽率行動から考える 参議院の歴史的価値と二院制の意義


二院制の存在意義を議論するのであれば、
衆議院と参議院の選出の方法=選挙制度を変えるのが最も簡単だと思います。

  ↓  ↓  ↓

首相は「公選制」、議員 は「全国1区の比例代表制 」がいいと思う。

 ↑ こちらでは、一院制と二院制の議論はしていませんが、
(ひろし)的には、一院制で問題は無いと思う。

その理由は、
地方自治体は、一院制で十分機能しているから。


しかし、国政の場合、議会のあり方は、
憲法で規定されているので、

今の二院制を一院制に変更するには、
憲法を改正しなければなりません。


※ 憲法第四十二条  国会は、衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。  


そこで、現在の二院制を前提にするなら、


●衆議院=小選挙区制を基本とする。
●参議院=比例代表制(全国一区)

という制度が望ましいと思う。

ただ、選挙の制度は、
絶対に正しい方法というのはあり得ないので、

その都度、議論しながら、
国民の多くの人が受け入れられる方法を
長い年月をかけて
模索するしかないと思う。


それで、
山本議員の処遇の件ですが、
この問題は、マスコミが騒げば騒ぐほど、
山本氏を"宣伝"する結果となると思う。

国会としても、
法令で除名などが出来ないなら、
今回は静観しておいた方が賢いと思う。

私も、脱原発を願う国民の一人として、
山本氏の活躍を期待したいところですが、
彼の未熟さ故に、彼が自滅することを心配しています。

いろんな意味で、
骨太で賢い議員に成長して頂きたいと思います。


※ いずれにしても、首相の選出方法や議会のあり方は、
憲法改正が避けて通れませんので、
この部分をよくよく議論し、
いずれかの時点で憲法改正も視野に入れておくことが、
必要な時期に来ていると思います。


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