2019年11月22日金曜日

政策のない野党は存在意義はあるのか?~答えは○○

「桜を見る会」が問題になっている。
それにもかかわらず、野党の追及も甘いし、ましてや、安倍政権に対抗できるだけの政策が全くないので、
今の日本の野党は存在意義がないのではないか?

との議論も多い。

しかしひろしは、それでも、「野党の存在意義はある。」と申し上げたい。

もし、今の日本に、野党がなかったらどうなるでしょうか?想像してみて下さい。
おそらく今より、もっと酷くなると思うのです。

たとえばN国。
たった1議席取っただけで、NHKはビリビリしていますよね。

たとえば共産党。
以前から政権取る実力もないのに、果敢に政権与党に突っかかっている。

しかしこんな弱小野党でも、政権にとっては、ないよりは、緊張感が出るモノです。

野党が存在しない国を見てみて下さい。

政権はやりやい放題。殺したい放題。

それを思えば、頼りがなさそうに見える野党でも、
ないよりはマシだとは思いませんか?

ひろしは、ないよりはマシだと思います。

実際、前回の参議院選挙の時に、与党は多少でも議席を減らしました。
これは、あきらかに野党が抑止力になっているということです。

今後も、選挙をにらんで、与党と野党の議論は続いていくと思います。
その双方の主張と、実際の行動力を見ながら、ボクら国民は、政治を選択することができるのです。

今の日本の民主主義は、様々な問題が未解決です。
しかし、じゃあ、完璧な政治制度を運営している国がこの地球上にあるのでしょうか?

答えは「NO」です。

どの国も、様々な政治課題を抱えながら、矛盾を抱えながら政治が行われています。

そんな中で、「よりマシ」論を追求した結果が、今の民主政治です。
おそらく政治とは、不完全、矛盾だらけの中を進んで行くしかないのだと思います。

どこかの国だったか、「わが○○党は、間違いを犯さない。」とのたまっていました。
そらそうでしょう。自分の都合の悪い法律は作りませんし、都合の悪いことは報道しませんし、裁判官だって、自分の政党の都合のいいように配置する。反対の主張をする人を、立候補すら禁止にする。

都合の悪い人は、投獄して、最悪、ぶっ殺す。

そりゃ、間違いは起こさないでしょう。

いわゆる先進国で常識とされている“自由”を抑圧しておいて、“間違いは犯さない”とのたまっていること自体が、
ひろしには間違いだと思うのですが。

そんな体制を、よしとしている国民より、日本の方が、だらしない野党でも、しっかりと仕事してくれていると、
ひろしは思います。

みなさんは、いかが思われますか?

ひろし

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