中国の防空識別圏問題
最悪のシナリオ~日本の民間航空機が撃墜される可能性がある。①
中国が唐突に防空識別圏を設定したことで、
世界中が慌てふためいた。
中国にしてみれば
“してやったり”というところでしょう。
この問題について、
各国の対応がばらついているみたいですが、
(ふくやまひろし)は、
日本の対応について、
述べてみたい。
まず最初に、中国が防空識別圏を設定したことを、
日本をはじめ各国が懸念の意を表明した。
しかし、日本をはじめ各国がいくら懸念の意を表明しようと、
中国が一度設定した防空識別圏を撤回することは考えられない。
そもそも、各国が主張する
“「力による一方的な」防空識別圏の設定は認められない。”
という反論自体、すでに意味をなしていない。
中国からすると、
“じゃあ、話し合いをしたら、認めてくれるのか?”
ということになろう。
報道によると、
中国は今までも、防空識別圏を設定することを
話し合いで解決しようとしてきた。
しかし各国は、それを無視してきた。
そういうフラストレーションが、
今回、中国にこういう行動を起こさせた。
なので、中国にとっては、
防空識別圏の設定は、
“権利”との主張は、正しいのだ。
(つづく)
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